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娘が全然勉強しません。英検3級の受験日が近づいているというのに。
今やったほうがいいんだよ、と本当は声を大にして何度でも言いたい。
あまりしつこく言うのはいやなので、月に1回くらいしか、そういうことは言わないようにしています。
でもやっぱり、「学ぶ楽しさ」を伝えたい!という、自分の気持ちを抑えることができません。。
今日のテーマは娘に「学ぶ楽しさ」を伝えて、彼女の自己肯定感を上げる方法を考えることです。
心の底から「学びたい!」と思った時、人は目的を持って学ぶ
心の底から「学びたい!」と思ったこと、ありますか?
私はあります。
最近だったら、ビジネス文書検定を受験しようと思い立った時ですね。
→仕事しながらビジネス文書検定1級に3か月で合格できる勉強法
目的は、ビジネスメール作成のために必要な語彙を、丸ごと自分にインストールすること。
その目標をクリアできたら、とにかくビジネスメールがサクサク書けるはず!と信じてがんばりました。
それから、簿記3級を受験した時もそうです。
→仕事しながら3か月で簿記3級に合格できた勉強法とおすすめ教材
受験した動機は、とにかく一番基本の複式簿記を自分で記入できるようになりたい!ということでした。
収入を複線化できたら、個人事業主として登録し、自分で青色申告をする日が来ると思ったんです(まだ、来てないんですけどww)。
電話恐怖症克服の時もそうでした。
→電話恐怖症克服にはクレーム対応とマナーに関する知識をつけよう
この時は、クレームでも通常の電話でも、とにかくちゃんと対応できる人になりたくて、2日ほどの間に5~6冊の本を読み、必要なことをメモして必死に覚えました。
資格試験には合格し、電話恐怖症は克服できたので、学び始めた時設定した目標はクリアしたと思います。
自分の学びからわかることは、「学んだらこうなれる」という目標がはっきりしていると、頑張れるということ。
そこから考えると、娘は、例えば今回の英検3級なら
「英検3級とったらこんなことが英語で話せる」イメージがはっきりしていない、
または「英語ができたらこんな楽しいことが起きる」イメージが持てていない、ということになります。
目的がはっきりしないから「学び」に力が入らない
娘の言い分を聞いてみたところ、
「〇〇になりたい」とか、「あれやりたい」「この学校行きたい」とかそういうのないし。
でも「あいつバカだよね」っていわれたくないから、一応勉強する。
のだそうで。
高校については、何となく「みんなが行く学校の中でもちょっといい高校に行きたい」くらいの願望はあるようです。
つまり娘は、自分が今属している集団の中で、学力テスト的に上位10%くらいの学力があれば満足ということ。
現在通っている公立の中学校は、特に勉強熱心な校風でもなく、
過去に進学実績のある高校の偏差値だけ見ると有名大学に進学するのは難しいかなというレベル。
娘の考え方の問題点は、高校、大学、社会と自分の活動の場が変化していったときも今の考え方のままだと、
その時所属している集団内での評価が自分自身の評価に直結してしまうこと。
さらに、自分が属している集団の社会的評価が低い、となれば自分自身の評価も連動して低くなってしまいます。
つまり、「私が進学した高校は偏差値が低い、だからそこで上位にいても私はバカだ」とか、
社会に出た時に「社会の上位10%の人の収入を得られていない自分は負け組」などと考える人になってしまわないかと、
親としては心配になります。
本当はそうではないはずです。
すでに今の時点から、「自分はこれができます、好きなんです」という、
「自分ができること」「自分が好きなこと」を明確に意識して行動することが求められていると思うんですよね。
それによって、自分が属する集団を変えていけばいいのです。
「自分ができること」「自分が好きなこと」が価値として評価される場を求めて、
その場に近い学校を選ぶことができる時期なんです。
だから、何度か娘に言いました。
「高校受験は、次の3年間、自分がいたいと思う場所を自分で選べる大切なチャンス。
ちゃんと自分で選びなさい。できるだけ沢山の選択肢の中から選べるように、勉強した方がいいよ。」と。
高校からは、これまでとは違って、彼女が希望すれば生活圏から離れた場所で学ぶこともできます。学ぶ内容だって選べます。
だから張り切って色々調べるかな、と思ったら「お母さんが選んで」というではないですか!!
私が行きたい基準で高校を選んでどうするのよあなたが通うのに、と言ったら
「だってめんどくさい。たくさんあるから。」
そこか!そこかーい。
選択肢が多いのは、実は面倒ですよね。
田舎だと、この学力ならこの高校、ってほぼ決まってしまいますから。
でも選ぶことを面倒だと言って完全に他人任せにしてしまったら、後で後悔するのは娘です(後悔しないかもしれませんけど。。)。
選ぶことが面倒→目的・目標が決まらない→学びに力が入らない→結果がよくない→娘の自己肯定感下がる
となってしまいそうで、怖いです(私が)。
だからこそ、考えたいのです。
娘の気持ちを「学び」へ向かわせる方法って、ないんでしょうか。
「学ぶ」ことそのものの楽しみ方を提案する
「学んだらこうなれる」という目標がはっきりしていると頑張れる、と最初に書きました。
でもいくら考えても、英検3級に合格したら何ができるようになるか、まあ、少し英会話ができるようになるのかな?という位で、よくわかりません。
娘の勉強にやる気がみられないのは、そこが原因だと思います。
困りました。。
いやほんと、この何日か考え続けてるんですけど、全然これだ!というものが浮かんでこなくて。
代わりに思いついたのは、「学ぶ」ことは楽しい!!と私自身が身をもって表現し続けること。
楽しいから一緒にやろうよ、と心から学びを楽しんでいる人に誘われたら、そうかな、やってみようかなと思ってくれないかなー。
まあ毎回興味をそそられる訳ではなくても、たまに「面白そう」と思って「学び」に向かってくれたらいいなー、と思ったんです。
「学ぶ」ことそのものの楽しみ方を提案するわけですね。
これなら、私自身が楽しく学べばいいのですから、できそうです。
学びたいことだらけで、時間もお金も足りないよ!!と思ってるくらいですから。
問題は、私が彼女の心に響くようにその楽しさを伝えられるかどうか、そこに尽きると思います。
今、金川顕教(かながわ・あきのり)さんのLINE@で無料動画を見ているのですが、テーマは「相手に行動させる話し方」。
タイムリーですよね!
podcastの仮想通貨に関する番組を聞いて、面白かったので登録してみました(歩きながら最新の情報を吸収できるpodcastは、超おススメです!)。
よく聞いて、自分がいかに「学び」を楽しんでいるか、色んな方法で、どんどん娘に伝えたいと思います。
娘も「勉強しなくちゃな」と思いつつ、本気で取り組めていない自覚はあるようです。
だからこそ、短い間でもほんの少しでも真剣に楽しく学ぶことができたら、そういう自分に気が付いて、彼女の自己肯定感が上がるんじゃないか、と期待しています。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。