登校しぶり?不登校?お母さんと一緒にいたくて学校に行かない小学1年生

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目次

完全に学校に登校しない毎日が続くのではなく、登校したがらず時々お休みしてしまう状況を「登校しぶり」と言うらしいですね。

今日は、小1娘の登校しぶりのお話です。

全く学び要素なしの、レポート&愚痴となっております。。。

娘が学校に行くのを嫌がっています。5月末ですから、5月病なんでしょうかね。

放課後のこどもクラブ(いわゆる学童保育です)も嫌がっています。

唯一の習い事であるスイミングも、4月から始めたばかりなのに非常に嫌がって、6月末で退会する届を出してきました。

あれこれと理由を述べ立てるのですが、結局は「お母さんと一緒にいたい」というのが彼女の本音のようです。

 

月曜日の朝、突然の登校拒否

先週の月曜日の朝、学校へ行く直前になって、娘が「学校に行きたくなあい!うぉーん」とベッドの上で泣きながら暴れ始めました。

何というか、いきのいいお魚がびちびち飛び跳ねているようにも見える暴れ方。。。あらら?どうしちゃったのかな。

きっかけになったのは、髪の毛を結わえていなかったか、ハンカチ・ティッシュを持っていなかったか、そういうささいなことでした。

わたしは、自分も着替えながら娘に「早く準備しよう。それができたらもう出発できるね」と言ったんです。

すると「もう朝遊びに間に合わないから、学校いかない!!」とキレた声で返答があり、うぉんうぉん泣いて、暴れ始めたというわけです。

ちなみに、朝8:00-8:10までに登校すると、校庭で8:20まで遊んでいいので、娘はその時間を楽しみに登校していました。

その日も、さっさと支度して出発すればよかっただけですが、娘にとっては違ったようで、頑として学校に行かないんです。

仕方がないので、連絡帳を学校に届けに行って(欠席の連絡はこの方法しか許されていません。なんか、昭和ですよね)仕事も休むことにしました。

 

こどもクラブやだ!学校やーだ!!

学校に行きたくない理由は?

娘が泣き止むのを待って、どうして学校に行きたくないのか、たずねました。

  • 授業で立ち歩きをする子やおしゃべりする子がいて、進むのが遅いからつまらない。家でお母さんと勉強したい。
  • 授業でおしゃべりをする子の声がうるさくてイヤ。家でお母さんと勉強したい。
  • ランドセルが重い。

こんな感じでした。

実は、こういうことは入学当初から言われていたのですが、どれも私には解決できないことばかり。

「そうだねぇ、いやだよね」と気持ちに寄り添ってあげることはできても、正直どうしようもありません。

確かに家では、週末などにドリルを取り出して、そんなにやるの?という位張り切って何ページもやったりするので、勉強に興味がないわけではないんです。

自分のペースで勉強ができないことに苛立っているんですね。

こどもクラブに行きたくない理由は?

イライラしながらの学校生活が終わると、次女はこどもクラブに行かなくてはなりません。

  • 人がたくさんいてうるさい(実は100人以上も子供がいる、都内でも最大規模のクラブの一つ)ので、そこで勉強しなくてはいけないのがイヤ
  • 上級生から「おチビちゃん」と呼ばれるのがイヤ
  • 出されるおやつが嫌い

というわけで、こどもクラブにも行きたくないのです。

一緒に遊ぶ子はいるようです。それでも、遊べる楽しさよりもイヤなことのほうが上回っているんですね。

こどもクラブには行きたくない行きたくないと、4月に利用を始めてすぐから言われていました。

でも一度申し込んでしまったら、特に大きな理由なく変更するわけにもいきません。

私は仕事に行きたいので、「大変だねぇ。上級生でも、言われてイヤなことは、そうやって呼ばないで、って言っていいんだよ。」とか

「好きなおやつはおうちで食べよう」と言う程度で、特にアクションを起こすことなく時間が経っていました。

その間に溜まっていた不満が、今回一気に爆発した感じです。

そして、最終的には「お母さんと家で勉強するほうがいい。お母さんと一緒にいたい」と言うのです。

こんなに愛されている私。なんてありがたい。。。

一方で、困ったなぁというのも、正直な気持ちです。

この状況で、自分は一体どうすればいいのでしょうか。

 

その後一週間はといいますと。

娘の登校状況が予測できないまま過ごした1週間。何だか疲れてしまいました。。

当たり前ですよね。

今日はどうなるんだろう?って毎日緊張しながら過ごしたんですから。

月曜日。

一日中娘に大サービス。

娘と一緒にアイカツのゲームで遊び、買い物に行ってカフェでお茶したりして、女子的休日を満喫。

一日たっぷり私と一緒に楽しく過ごしたら、また明日から学校とこどもクラブに行ってくれるんじゃないかと思い、がんばりました。

娘は大満足でニコニコ。よかったよかった。

火曜日

いつも通り学校とこどもクラブへ。やったぁー!これで大丈夫かな。

水曜日

今日は学校行かない!!暴れ再び。

仕事が休みの日だから、用事をたくさん詰め込んだのに、どうしよう。。

結局学校を休ませました。

というか動かないから、行かせようがないんです。

無理強いは、私がいやなのでしたくないし。

「お母さんと一緒にいたいなら、あちこち忙しくお出かけするけど文句はいわないこと」と約束し、朝9時から夕方5時ごろまで、電車を乗りついで都内の離れた場所3か所を二人で巡ることに。

実は最後に立ち寄ったのが、未来型の交流会でした。そのことはまた別の記事に書きますね。

木曜日

自分で朝の支度をして、今日は朝遊びにいくーと言って、すんなり学校へ出発。

お、1日充電すると次の日は大丈夫なのかな。。いいぞいいぞ。

私はいつも通り仕事をして、夕方6時前にこどもクラブにお迎えに。

何とか、乗り切った。。ほっ。

金曜日

学校行かない!!こどもクラブも行かない!!がもう一度大爆発。

でもこの日、私はどうしても出勤しなくてはなりませんでした。

同僚が休みをとっていて、その業務の一部を代わりにやらなくてはならなかったんです。

だから、仁王立ちになって「学校行かない!こどもクラブいかない!!」と叫ぶ娘に言いました。

お母さんは今日は仕事に行かなくてはいけない。

お弁当は置いていくからお昼に食べなさい。

携帯の番号を書いていくから、電話をかける練習をしよう(1回練習)。

お母さんは、お昼過ぎてからしか帰ってこれないから、誰がピンポンしても絶対、ドアを開けちゃだめだよ。

そして、職場に行きました。

職場に着き、いつも早めに出勤する部長をまず捕まえて事情を話し、今日は必要最低限の作業だけして帰ること、来週はとりあえずお休みが欲しいことを伝えました。

部長はきちんと話を聞いてくれ、そこは子供の状況に合わせてくれていい、と言ってくれたので、続いて出勤した直属の上司にも話をして、早退の了承をもらいました。

早く作業を終わらせないとと思いつつ、結局は1時過ぎまでかかってしまい、その間に娘からの着信12回。

パン食べていい?カルピス飲みたい。早く帰ってきて。おひるごはん食べていい?早く帰ってきて。早く帰ってきて。もう電車乗った?まだなの??早く帰ってきてー。

はいはい、母はすごーくがんばってますよ。

結局家に着いたのは13時半すぎ。ああ、疲れた。。来週からはどうなっちゃうんだろう。。

土曜日

二人でマネーキャリアプランナー養成講座(お金のお勉強)へ。

ずっと座ってるだけの退屈な時間を動画を見ながらがんばって耐えてくれて、ありがとう!!と大いに感謝。

帰りは「どうしても外で食べて帰りたい」というので、滅多に外食はしないのですが、以前から気になっていた「きみはん」というラーメンやさんに行きました。

煮干しだしの優しい味のラーメンは、雨が降る夜に少し冷えた体をあっためてくれて、なかなかに美味しかったです。

娘もご満悦で、食べている時から「おいしいね、おいしいね。」と言い続けていました。

日曜日

再び二人で買い物&アイカツのゲームのためにお出かけ。次女のたっての希望です。

図書館にも一緒に出掛けました。

子供と出かけると疲れますね。

でも、疲れてみて気づいたのですが、上の子の時は私、もっともっと疲れてました。

何だか、体の芯から疲れてました。

今よりもずっと沢山のエネルギーを子供のために使っていたんだと思うんです。

時間も、手間も、比べ物にならない位注ぎ込んでいました。

疲れていたけれど、子供には、そのエネルギーが蓄えられていたんでしょうか。

上の子も学校のあと学童に通っていましたが、不登校とか登校しぶりを心配したことは、なかったんです。

違う人間なので比べても仕方のないことですが、姉妹でもけっこう違うものですね。

お母さんから受け取って満足できる愛情の量とか受け取りたいタイミングも、違うんでしょうね。

何かいい本ないかなー、と思ってamazonで注文。

届いてみたら、超いい本でした!

もっと早く読んでたら、今日の続きのようなことはしなかったかも。。

本のことはこちらからどうぞ→不登校は99%解決する!?小学校1年生の不登校に悩む母親がやるべきこと

 

登校を強制しないつもりなのに。。

上の子も去年、学校に行きたくないと泣きながら訴えてきたことがありました。

授業中大きな声で騒いで授業を止めてしまう男子が嫌い、担任の先生が大大大嫌いでストレスが溜まり、体調を崩していました。

大学病院で受診したりもしましたが「まあストレスかな。原因は」と言われてしまったほど。

それでも、部活動だけは超好きだったため「転校したら、部活の仲間に会えなくなっちゃうよ。授業に出ないで部活だけ出る、っていうのもねぇ。それじゃ色々言われて辛くなっちゃうんじゃないの?保健室登校でもいいから、学校行きなさい。」と、嫌がる娘を学校に送り出していたんです。

当時の娘は本当に辛そうで、「行きなさい」と言ったのは間違っていたかもしれない、とずっと後悔していました。

だから、今回は登校を強制しないようにしよう、と思ったんです。

でも、でもですよ~

「学校とこどもクラブにに行ってくれないと、お母さんお仕事に行けなくて困るなぁ。」というのは真実で、真剣に娘に伝えたんです。

「学校行こうよ。行けば楽しく遊べるんじゃない?〇〇ちゃんもいるし。」とか

「学校でお友達や先生と一緒でないと勉強できないことがたくさんあるから、お母さんは学校に行ってほしいなー。」とか

本心ではあるものの、何とか娘に学校に行ってほしくて、あれこれ言い募る自分がいました(笑)

これは強制してるのと同じことだなぁ、とわかってるんですが、口に出すのを止められず。

大人ってほんとに、自分の都合のいいように子供を動かそうとしてるなぁ、となんだか可笑しくなってきて。

おかげさまで、現在子供の都合に合わせざるを得なくなっております。

長くなったので、今日はここまで。

続きはこちらです→子どもを連れて出勤。不登校小学一年生と大手町でお仕事するの巻

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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