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月曜日は、未来型の子育てママ交流会に参加してきました。
話題の中心はうちの小学校一年生の不登校…と思いきや、意外にも後半はお金の話に。
不登校についても示唆に富むアドバイスを沢山いただき、親子で山村留学という可能性まで考えられるようになりました。
未来型交流会は、素敵な場所です。
4回目の交流会へ
なんと今週も、3日連続で娘が登校しました!
子供が笑顔で登校する姿を見るのが、こんなに嬉しいことだったとは。
当たり前の幸せが、実は当たり前ではないことに、改めて気づかされますね。
そして、平日の昼間に一人だけの自由な時間があることのありがたみもまた、しみじみと感じます。
そういう心からの喜びと共に、月曜日は未来型の交流会に参加しました♡
未来型でブログの事を色々教えていただいているのですが、最近書くことの多い小1の娘のことを相談しようと思って、会場に向かいました。
娘の不登校の原因は
まずはけむりさん、オカンさんと娘の不登校の話に。
お二人とは、学校によって受けられる教育がかなり違うよね、というお話になり「どういう教育を子供に与えるのがよいか」といった方向に話が向かっていました。
そのうちに竹川さんが登場され、娘の不登校の原因を追求するうちに、どんどん私の家族に関わる問題を掘り下げていく方向へと話が移ってゆきました。。
「うるさい」なら、音が聞こえないようにすればいい
皆さん色々と娘の不登校の原因について考えてくださったのですが
なかでも興味深かったのは、竹川さんがおっしゃった「耳栓するのはどうかなぁ」という言葉でした。
確かに、娘が学校の状況を表現するときには、必ず「うるさい」という表現が入るのです。
どういう音や声を「うるさい」と感じるのかというと、これまでの例ですと
クラスメイトがけんかする声
先生がそれを注意する声
注意されても聞こえている声
自分が呼ばれたくない名前で呼ばれること
などが気になるようです。
どうしても入ってきてしまう声なら、聞こえなくしてしまえばいいんじゃないか
聴覚が敏感だったり、嫌いな人の声を聞きたくないんじゃないか、という竹川さんの発想が自分には無いもので、とても新鮮でした。
父親の不在と母親の仕事
我が家は父親の単身赴任が続いています。
娘に改めて聞いてみたのですが「お父さんと一緒に暮らしたい」と言います。
まだ小学校1年生ですから、そう思うのは当然でしょう。
「お母さんは仕事に行かないでほしい。家にいてほしい。」というのも、偽らざる本音と思われます。
幼稚園に入園して半年たってからは、保育園児と同じ長時間保育で育ってきた娘ですが、とうとう耐えきれなくなったようです。
親と一緒に過ごしたい欲求が満たされていない、というのは原因の一つにあるかもしれません。
家族のおカネの問題の影響
もう一つ、これは考えたことがなかったんですが親の問題が、本人も家族も気がつかないうちに影響しているんじゃないか、というもの。
このブログでも書いてきたのですが、我が家には大きなお金の問題があり、それは全然解決されていないんです。
つれあいは「パンドラの箱だから、俺はもうそれを見たくない」と言っているくらい、結構深刻です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ→愛も資金もある老後生活を夢みて 夫が投資マンションを買う理由
本当に今の学校が嫌なのだとしたら
青森か福島の小学校に通うこともできそう
さらに、父親が青森にいるなら青森の学校に行くとか、私の実家のある福島に行く方法もあるんじゃないか、という話になりました。
なるほどなぁ~、と、言われてみるまでそういう選択肢を考えたことがなかったので、最初は驚いたのですが
おじいちゃんおばあちゃんがいたり、父親がいるというのは子供にとって全然違う環境でしょうね。
家に帰って、まずは早速上の子に聞いてみました。
まだ可能性の話でしかないけど、中学3年生の1年間だけ青森とか福島の中学校に行くのって、ありかな?と。
驚いたことに
「別にいいよ~、なんかちょっと飽きたっていう訳でもないけど、他の場所に行くのもいいかな、って思うし」
と予想外の返事が。
そうかそうか、じゃああとで本人に聞いてみよう、ということになり夕食を食べながら説明したんです。
青森とか、福島の小学校に通うこともできるかもしれないけど、どうする?
お父さんと一緒に住んで、青森の小学校に通う?
おじいちゃんおばあちゃんの近くに住んで、福島の小学校に通う?
下の子には想像がつきにくいようでしたが、青森でおねえちゃんもお父さんも一緒に暮らせるなら、行く。と言いました。
福島に住むとお父さんは一緒に住めないよ、と言うとあまり興味がなくなったようでした。
家族が一緒に暮らすということに、彼女なりのこだわりがあるということなんでしょう。
父親は今は青森に住んでいますが、1年後はまた違う場所に転勤するかもしれません。
そういう生活に娘が耐えられるものかどうか、心配ではあります。
もっと落ち着いて1か所で暮らせて、娘が望んだら今の学校にまた戻ってこられる方法…そうだ!留学だ!!
親子で留学しちゃう方法もアリ
というのも、上の子が通う中学校で神津島の高校への離島留学のポスターを見たのを思い出したんです。
それに、以前上の子が不登校になりかけた時、日本全国の僻地の学校で小中学生の留学制度がある、ということも知りました。
下の娘は私と離れたがらないので「留学 親子 小学生 国内」で検索してみたんです。
すると、出てきましたよ~「親子で山村留学」。けっこうあるんです。
当然ですが、山奥や離島の小さな町の学校が多いです。
医療費や住居費を負担してくれたり補助があるのが普通で、さらには給食費や学校の費用の補助がある場合も。
希望する親には仕事のあっせんをしてくれたり、山村留学者をサポートする職員がついているところまで。
いくつかページをのぞいてみて、娘に伝えました。
学校がうるさいうるさい、って言うけれど、たとえば全校生徒が33人しかいないような小さい学校もあるんだよ。
そこでは1年生は多分6人か7人位しかいないから、今みたいに騒ぐ人はいないと思うよ。とっても静かだよ。
そういう学校のほうがいいなら、通えるよ。
でもここからじゃなくて、田舎の山のほうにお引越ししないといけないけどね。
そこは、お父さんは一緒に住めないよ。
娘はうーんと考えていました。
どうしてお父さんは住めないの?と聞かれたので、お仕事の場所からは遠すぎるんだよ、と伝えました。
するとまたしばらく考えて「やっぱり今の学校でいい。」と言いました。
しかし翌朝「ぜんぶで33人しかいない小さい学校もあるんだよね。1年生も少ないんだよ。」と目をまんまるにして私に語ってくれたほど、娘にとっては、気になる存在のようです。
色々可能性を考えてみて、気が付いたこと
交流会に参加するまでは、家族で引っ越す可能性なんて全然考えていませんでした。
でも、自宅があるからといって、ここに住まなくてはいけないなんて、決まっていません。
引っ越した後の生活費が不安なら、自宅を貸し出せばよいと言われ、そうだなぁーと思いました。
期限付きで貸し出しておけばいいし、東京のほうが絶対家賃が高いですから、田舎で暮らす生活費には十分足りることでしょう。
そういう視点を獲得すると、ものすごく気持ちが楽になりました。
近くの小学校に通えないからといって、全然悲観的になる必要はないのですね。
娘の居場所を探そうと思えば、もちろん近所にも何か所か小学校はありますし、当然日本全国に無数にあるわけです。
色々な可能性を検討したつもりでいて、実は自分の想像の及ぶ範囲で考えただけ。
全然居場所がないような気分に勝手になってもがいていたなぁ~と笑えてきます。
自分一人の想像力なんて、たかが知れていますね。
「常識を疑え」とはよく言われますが、常識の枠から出ようとしても意外に出られないものだな、というのが率直な感想です。
常識の枠から自由にはみ出て考えることができるようになると、きっと世の中が今とは全然違うものに見えるのでしょうね。
そういう発想をおしえてもらった未来型交流会に、感謝しています。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。