「小学生の不登校はこうしてなおす」を読んで親の行動をどんどん改善

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先週、娘は月曜日から木曜日まで、4日間連続で登校しました!

しかも、会議室に行くのではなく、ちゃんと授業を受けて帰ってきましたよ~(^o^)

でも金曜日の遠足は、前々から「絶対いかない」と宣言していた通り、参加せず。。

二人で上野動物園に行き、ガイドツアーに参加したりスタンプラリーをしたりして、動物のお勉強をして帰宅。

夜、読み聞かせの途中で眠ってしまった娘を横目に吉岡泰生編著「小学生の不登校はこうしてなおす」を読み始めたんです。

とにかく不登校児の母親に突き刺さる言葉満載の本で、結局最後まで読んでしまいました。

不登校の原因は、家庭教育、子育ての間違いにある

 

読んだのはこちらの本。

自立心と協調性を育む、子育ての<母親の法律>を身につけるべき!?

不登校をなおすには、まず「母親講座」で母親としての振る舞い方を徹底的に学ぶべし、というのがこの本の主張です。

その基本になるのが<母親の法律>で、32条から成っています。

第1条   命令・指示はしない

第2条   脅迫・注意はしない

第3条   説教はしない

第4条   提案・忠告はしない

第5条   尋問・質問はしない

第6条   勝手な想像はしない

第7条   反対は言わない。逆らわない

第8条   不足・不満は言わない

第9条   子どもには謝らない

第10条    子どもはほめない

(以下略)

ええー?なにこれー!!と思う方もいらっしゃるでしょう。

私も最初目にした時、なんじゃこりゃと思いました。

この法律に基づいて、ノートに毎日の子供との会話を記録し、毎週送って添削指導を受けるのが母親講座のようです。

いくつか気になる条文について、考えてみました。

第1条   命令・指示はしない

「起きなさい」「着替えて」「お風呂入って」は全て指示なので、言ってはいけない。。

なにぃーっ!じゃあどうすればいいんじゃあー。

母「早くやっちゃおうよ」(指示・誘導)

子「やってるよ」(強く言う)

これを続けていると、母親から指示がないと何もできない人間になってしまう、と書いてあるのですが、

どのような声かけがよいのかは、書いてありません。

本当は、そこを知りたいですよね。

例えば宿題をやろうとしない子供には、どういう風に接すればいいのか。

母親の法律から考えると、宿題をやろうとは言ってはいけない、なぜやらないのかと尋問もしない、宿題をしたらからといってほめない、今やったほうがいいのではなどと提案もしない、ということになると思います。

要するに、すべて子供の自主性に任せる、ということになりそうです。

本当にそれで、子供は勉強するようになるんでしょうか?

疑問に思って調べてみたら、↓こんなまとめページが。

秋田県が熱い!秋田式学習法って知ってる?!

自分で決めた課題をノートに書き溜めていく家庭学習方法で、秋田県が全国学力テストの結果がよかったために注目された方法のようですね。

この方法は、ちょうどこのまとめ記事がアップされた2年ほど前に、上の子供の学年で採用されていました。

その時、うちの子は、全然やる気を見せずに1年を過ごしました。。

何をしたらいいのかわからない、というので最初は「こうしたら」と提案もしていたのですが

ずっとその調子なのでこちらも面倒になり「自分で探しなさい」とほったらかしになってしまったのでした。

他のお子さんたちの美しい、あるいは熱のこもった宿題のノートを見た時に、どうしてうちの子は全然やらないんだろう。。と無性に悲しくなった記憶があります。

もしかしたら上の子が秋田式になじめなかったのは、宿題やろうよ、こうしたらどうかな、

などの小学校入学以来続いた私の指示・誘導・提案が自主性を奪っていたからなのか・・・?

もう中学生になってしまった今、真実はわかりません。

しかし、相変わらず勉強に対する熱意は感じられず、かといって成績は悪くはなく、謎は解けないままです。。

第5条   尋問・質問はしない

これは、ううっと痛いところを突かれた感じがした項目でした。

子「こわい夢みて眠れなかった」

母「どんな夢?」(尋問・次の言葉の誘導)(正・そう、眠れなかったの

子「怪物がおそってきて、逃げても、逃げてもおいかけてくるんよ」(怖がる子になる)

母「それは怖いねえ」(正・逃げても追いかけてくるの

これは、私と下の子の実際の会話にとてもよく似ています。というかほぼそのまま写し取ったようなものです。

何度も同じような会話をしたことがあります。

私は悪い例そのままの受け答えで、下の子は夢が怖くて眠れないと言ってしばらくは寝るのを怖がっていました。

最近参加したコミュニケーションスキルのセミナーで学んだところによると、正しい答え方の例は、バックトラッキングによる返答例のようです。

バックトラッキングとは相手の発言を

  1. 相手の感情
  2. 話の内容の事実
  3. 話の要約

にポイントを置いて繰り返すことによって、相手に自分の発言を再認識してもらう効果がある方法で、信頼関係の醸成に役立つスキルなのだそうです。

そういう視点から会話例を見てみると、母親の「どんな夢?」という受け答えの前に、正しい回答例が入っていればよかったのだと思います。

さらに、「怖いねえ」という発言は、子供が話している夢の話に「怖い」という感情を付け足す内容になってしまっています。

子どもが「怖い」と言ったらそれを繰り返してもいいけれど、子供が言っていない感情表現を付け足してしまうのはよくない、ということなのでしょう。

これは自分の経験から考えても、正しい答え方の例のほうがいいのは、間違いないと思います。

第6条と第7条もバックトラッキングをちゃんとやりましょう、という内容ではないかと思います。

こういうことをもっと、説明してほしいですねー。

編著者の吉岡さんのプロフィールには「1940年生まれで体育指導員、青少年指導員、青年会議所、ロータリークラブなどを通じ、一貫して青少年問題や親子問題に取り組む」とあるので、学術的なものというよりは、体験に基づいた知識で書かれた本のようですから、仕方ない点かもしれません。

 

第9条   子どもには謝らない

子「お母さん!遅いじゃない、何してたの?」

母「ごめん、ごめん。すぐするからね」

このように謝らないで、

子「お母さん!遅いじゃない」

母「おそかったね」

と自分のことを認めることで、この場合よく母親は「〇〇してたからよ」という言い訳をしますが、よくありません。

その理由として、

  • お母さんがいつも不登校の子供に謝っていると、学校でも何か不都合なことがあるとみんなが謝ってくれるものと誤解してしまう
  • 母親が子供に謝るのは、子供を王子様・王女様扱いしているのと同じ
  • 「ごめん」「ごめんなさい」「すみません」という言葉だけでは、言われた側は「いい感じがしない」

と書いてあります。

子どもがどこまで大人の都合に合わせるべきか、というところは人によって線引きが違ってくるところだと思いますが、「そんな風に子供を甘やかして、王女様じゃないんだから」と自分の母親から言われたことがあるのを思い出しました。

子どもの意思を尊重することと、子供を甘やかすことの境界線をどう考えればいいのか。。

そう思いながらあちこちのページを見ていたとき、行きついたのが「親の仕事は、自分の子供が社会において、生きやすく教育してやること」という言葉でした。

こちらのブログです→子育ての「自己流」は危険!子育てにはコツとレシピが存在する

「自分の子供が社会において、生きやすく」なるよう育てるには、子供がやりたがらないこともやらせなくてはいけません。

学校に行ったり、宿題をちゃんとやったほうが、社会で生きやすいことは間違いないと思います。

今日ご紹介している本は「絶対に生きやすい人生を生きられる子供に育てる方がよい、それには子どもが小学生のうちに母親(主に育児にかかわる人)が本気で行動を変え、子供を変えることに取り組みなさい」と言っている訳ですね。

不登校になっているということは、明らかに今の日本では生きにくい状態です。

その状態にしたのは、やはり主たる保育者であった自分の子供への接し方にあった、というのは間違いなさそうです。。。刺さりますね、これも。

私としてはとりあえず今の日本で生きやすい子どもにする努力をしばらく続けてみようと思っています。

色々な理由でどうしてもその方法を選べない時に、今の日本での生きやすさを捨てる、という選択肢もモチロンあると思います。

自分たちが選んだ生き方で生きていきやすい社会を選んで生活の場を移すのもありですし、あえて生きにくさを承知でそこに留まるか、そこは家族の選択になるのでしょうね。。

あとは、謝罪の言葉について。

『「ごめん」「ごめんなさい」「すみません」という言葉だけでは、言われた側は「いい感じがしない」』というのは、次からはどう自分の行動を改めるのか、という説明がないからだと思います。

謝罪というのは、「1 事実を認める 2 悪かった点について謝罪する 3 今後どう行動を改めるかを伝える」という3段階がそろって始めてきちんとした謝罪になります。

良い例では、母親は事実を認めていますから、最初のステップとしては正しいです。

その後で「遅くなってごめん。次は遅れないようにするね」と続くのがきちんとした謝罪ですが、吉岡氏の意見ではおそらく「親が子供にそこまで説明してやる必要はない」ので、省略されています。

偉そうに書いていますが、私自身きちんと謝罪ができていなかったなと反省したことがあり、その時に改めて謝り方を学びました。

そしてその通りに実践してみると、きちんと謝罪できたことの効果は、自分にも相手にも予想以上に大きかったのです。

こちらの本をどうぞ↓

まとめ

たった3つの条文について考えるだけで、これだけ長い記事になってしまうほど、考える要素は沢山ある本です。

相手の考えの理解しがたいところを一つずつ、どういう意味なのか考えて読み解いていくという読み方は、とても勉強になるなぁーというのが、今日の記事を書いてみての感想です。

また、子供の不登校を考えるうえで、根本的なことですが「なぜ学校に行かせたいのか、行く必要があるのか」を改めて考え、子供にも説明していかなくてはいけないな、と思いました。

これまでも「沢山の人たちと一緒に勉強したり運動したり行事に参加することは、学校でしか学べないことだよ。だから学校に行くんだよ。」と子どもには伝えてきました。

これからもそれをしっかりと伝えて、コンプリメントで子供の心のコップを満たしながら、親子のコミュニケーションをより良いものにしていって、この社会で生きやすいよう子供を育てていきたいと思います。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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