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先日私は神原智己(かんばら・さとみ)さんの「第3回 稼げる話し方セミナー」に参加してきました。
かんばらさんのプロフィールはこちらです→神原 智己|日本教育推進財団 認定コミュニケーション・トレーナー
第2回から参加していますが、正直なところ、コミュニケーションについて学ぶというよりは
講座ってどうやって進めていけばいいんだろう?
どういう風にお手伝いしてもらえばいいんだろう?
みたいな部分を学ぶのが目的で、参加したんです。
ところが、講座での学びを日常生活で生かして、すごい経験をした人がいるんですよ!
今日はそのお話をどうぞ。
私の「稼げる話し方セミナー」への想い
最初に神原さんの講座に誘われたとき、参加をためらいました。
なぜなら、「稼げる」ことと「話し方」が自分の中で全く結び付かなかったから。
セミナーのタイトルから喚起されるイメージは、自分がすごく上手に喋ってお金を稼ぐ、という感じ。
そんなこと、全然想像できませんでした。
それに、マネーキャリアプランナー養成講座の費用だけでも私には大金で、学ぶためにもっともっとお金を出さないといけないの???という気持ちが先に来てしまって。。
でも、自分が講師として講座を開催することが決まっていたので
講師としてのコミュニケーションや
講座をどう進めていけばいいか、という視点で
実際の講座に参加してみないと学べないことがあるかな、と思って参加することにしました。
実はこのセミナーには第2回から参加していますが、前回も今回も「相手の自己重要感を満たす」ことが最初の話題。
自己肯定感・自己重要感については第2回の講座で学んだ内容をこちらの記事で書いたんですが→自己肯定感が高まりすぎて眠れない!?キュンキュンが大爆発の夜
記事を読み返してみても、その後の自分の行動を振り返ってみても
そこには「日常生活での実践にどう生かすか」という考え方は欠けていたんですよね。。
<講師をする>とか
<恋愛>とか
ある一定の、特殊なシチュエーションでのコミュニケーションにばかり注目していて
毎日のコミュニケーションの中で学んだことを実践しようとは、考えてもみませんでした。
家族
スーパーの店員さん
ママ友
会社の同僚
色んな人とコミュニケーションをとっていたのに、です。。
こんなふうに大いに反省したのは、すごい成功事例を知ったからなんですよ。
キャサリンさんの実践
神原さん同様、マネーキャリアプランナー養成講座の同期であるキャサリンさんは、第1回から講座に参加していました。
そして、全3回の講座を終えた週末。
キャサリンさんが、故障したらしい携帯について相談するため、予約をとってショップを訪れた時の出来事です。
お許しを得て、ご本人の投稿を引用させていただきます♡
爽やかなお兄さん(おそらく30代になったばかりくらい)がやってきました。…でも、応答がいちいち新人っぽい笑
最初は生暖かい目で見守ってたんですがで 、ここでなぜかふと思ったのです。神原さんのセミナーで学んだ会話の技術の練習になるじゃん?と‼︎
気付いた自分、最高だぜぃ!!
私、今日この人が接客するであろう人達の中で
最高のお客様になる!と決意して(どんな決意やねん)いざ。
そして、修理や点検の内容を説明するお兄さんに対して全開でやってみたんです、コップを満たしてあげるトークを!(なんのコップが気になる人は、神原智己さんのセミナーへGO!)
結局ケータイは動作不良だったので、検査の結果新品に交換してもらえたのですが(私のカサカサ指のせいじゃなかった!)
時間が経つごとに、とにかくお兄さんの接客が丁寧になっていって…面白かったです。
そして最後には、こっそり自分のプライベート携帯を書き込んだ名刺を頂き、今度お茶でも、と仰って頂きました笑笑
いやいや、そういうのは求めてませんからw
約2年使った携帯電話が無料で新品に交換してもらえて、会話の質をあげる練習させてもらって、トドメはナンパされるという…
コップを満たす事がどれほど重要なのか、改めて言葉のパワーを感じた一日でした!勉強になったし、お金かからなかったし、何より超ラッキー!!
今までの自分だったら、調子悪ければ直ぐに機種交換して、お金払ってましたからね、これも進歩だー笑笑
という事で、ナンパされたいという不純な目的のあなたにも、そうではなくて会話の質を高めたいという真面目な目的のあなたにも、フリーアナウンサー神原智己さんのセミナーはおススメです!
こんなことが、起きるものなんですね~
本当にオドロキです~(*_*; どうやったんだろう~???
それを考えるうえでポイントになるのは、オレンジに色付けした部分だと思うんですよね。
そうなんですよ、コップを満たしてあげるトークこそが、キモなんですよ!!
何のコップかというと。。
答えは、この記事のオレンジ色の部分を読み返していただければ、わかると思います。
私のブログ記事でも確認していただけます→不登校にはコンプリメントが効果あり!3週間でじわっと変化の小学一年生
そのコップをどうやって満たすかですが
「リスニングスキル」
と
「メッセージスキル」
の両方が必要なんですよ。
リスニングスキル(アクティブ・リスニング)
神原さんによると、リスニングで大切なことは、相手の話に共感を示しながら聞くことなんだそう。
共感:相手の想いを一旦受け止めて、さらに自分の気持ちも伝えること
同感:相手が思っていることそのものに同調すること
それでは「共感」をどう相手に伝えるのか?というと、それが「アクティブ・リスニング」を用いること。
1 アイコンタクト
2 うなずき・あいづち
3 ラポール・スキル(相手との信頼関係を作るスキル)
(1)ミラーリング
(2)ペーシング
(3)バックトラッキング
等があるそうです。
アイコンタクト
まずはアイコンタクトですが、これは大体鼻の辺りから視線をはずさなければいい、ということです。
確かに、相手が自分の顔を見てくれないと「話聞いてるのかな?」と不安になりますよね。
うなずき・あいづち
あいづちは大切で、あ行、は行、さ行のあいづちを活用しましょう、と言われました。
上手に合いの手を入れてもらうと、どんどん話したくなる、っていうことありますよねー。
特に、さ行の活用がおススメなのだとか。
こんなページもありましたよ→気の利いた相づちが打てる、聞き上手を目指すには「サ行の褒め言葉」をマスターしてみよう
ラポール・スキル
相手との信頼関係醸成のために欠かせないスキル。
こちらのページが詳しいです→ラポールとは「信頼関係をスムーズに築く」スキルと実践的方法を解説!
解説を読むとおわかりいただけると思いますが、一つ一つは決して難しい内容ではないんですよ。
でも私も含めて、意識して使いこなせている人は、どの位いるでしょうか。。
メッセージスキル:YOUメッセージとIメッセージ
普段からできるだけIメッセージを使って会話しているつもりなんですけど。
振り返ると、子供にはつい否定的なYouメッセージを言ってしまう自分がいます。
直したいなぁ・・・
Youメッセージ(相手への評価を「あなたは〇〇だ」と伝える方法)
例:君はいつも冷静だね。
※断定的な表現なので、否定的には使わない方がいいそうです。
Iメッセージ(相手への評価と共に自分の感情も伝える方法)
例:私は、あなたの冷静な判断力をいつも頼もしく感じているのよ。
これってまさに、さっきご紹介した私のブログ記事の中の「コンプリメント」そのものですよね。
コンプリメントって、子供に「共感」して、子供の自己肯定感をアップさせるためのスキルだったんですね!!
キャサリンさんはなぜ最高のコミュニケーションができたのか
ここまで読んで、いやいやいやいや、コップを満たすとかなんとかの前に
キャサリンさんが、超美人なんじゃないの?
もともとコミュニケーションが上手な人なんじゃないの?
と思う方もおられるでしょう。
確かに彼女はすてきな人です。
ですが、銀座を歩いているとスカウトの人に沢山名刺渡されちゃって困るの、
とかではなく
しっとり落ち着いた、小学生の子供がいるママです。
確かに、人とのコミュニケーションはもともと好きなんだと思いますよ。
彼女が、会社の同僚20人ほどに「このお店はおいしいからぜひ行ってみて」と勧めたところ
お客さんが増えすぎて、お店の人に苦情を言われたという話を聞きました。
私の場合、いいお店があっても20人もの人に勧めようとは全然思わないので、人とコミュニケーションをとること自体が好きなんだろうなーと思います。
そういう人が実行に移したから、コップを満たしてあげるトークの威力が最高に発揮された、ということかもしれません。
ですが、彼女が特別に自分自身のコミュニケーションに自信を持っていたとか、そのスキルに秀でていたわけではないと思います。
彼女と他の人の違いは「私、今日この人が接客するであろう人達の中で最高のお客様になる!と決意」して、店員さんと自分のスキル全開でコミュニケーションをとった、ということです。
つまりは、マインドの違いなのですね。
マインドセットが彼女の行動を変え、行動の結果を変えたのだと思います。
私も同じ場所で同じ知識を学んだのに、彼女のような成功を体験することはできていません。
目の前には子供たちがいます。
子どもたちの「最高の母親になる」ことを決意して、スキル全開でコミュニケーションをとったら、私と彼女たちの間には、何か変化がが起きるでしょうか。。
やってみる価値は、ありそうです。
神原さんのブログではそのためのtipsを沢山教えてもらえそうなので、読者登録しています。
知識を伝えてもらっているのに、なぜかほっこり。とっても読みやすくて、気分が和みますよ~
それも彼女のコミュニケーションの在り方によるのでしょうかねー。
よろしければ、こちらからどうぞ→「話し方の質」を上げて人生を豊かにする専門家のブログ
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。