
目次
キッズ・マネー・ステーションの講座のレポ、今日は3回目です。キャリア教育についてお伝えします。
夏休みの自由研究として将来の仕事やライフプランを考えるのも楽しそうですよ。
⇩これまでのレポはこちら
小学生親子のマネー教育!キッズ・マネー・ステーションの講座が楽しい!
子どものマネー教育!キッズ・マネー・ステーションのお小遣いの考え方
もし魔法使いが願いをかなえてくれるなら何になりたい?
「親子で一緒にお金と仕事を考える」がキャッチフレーズの講座。
後半は子供のキャリアにつながる話題から始まりました。
もしも魔法使いが願いをかなえてくれるなら、何になりたいですか?
これが、魔女から子供たちに投げかけられた質問です。
うまいですよね~
前半ずっとお金の魔女を演じてきた人からの質問です。
「魔法使いが願いをかなえてくれる」ならありえないことを言っても許される気持ちになると思うんです。
これは、親から質問する時も使える手ですね。
子供たちは賢くて、「サッカー選手」「獣医さん」などが出ましたが一番人気は「魔法使い」(笑)
ワークシート1枚に、絵でも文章でも、その両方でもいいので自分のなりたいもの、好きなことを書く時間がとられました。
子供たちが夢を膨らませている間、親向けにはおこづかいについての説明がありました。
さて、作業がほどほどに進んだところでまとめです。
お姉さんがみんなの夢をいくつか紹介したあと言いました。
好きなこと・得意なことを続けていって、それが人の役に立つと「ありがとう」が返ってくる。
それが仕事になるかもしれないよ。
だからこれからも、自分の好きなことに上手にお金を使っていこう!
小学生からこの考え方を身につけて行動し続けたら、将来本当に夢がかないそうですよね。
得意なことをもっと得意にして、誰かにありがとう!って言ってもらえる。
そういう体験が積み重なると、もっとがんばりたい!って思える。
ステキなスパイラルアップです。
自分にとって何が幸せか、ちゃんとわかる人に育つんじゃないかな。
講座ではこのあと、お金の「あるある」事件のクイズに答えるゲームが行われ、会場入り口のぬいぐるみとの記念撮影で終了でした。
充実の2時間でした~
⇩おこづかいの説明やあるある事件ゲームはこちらの記事でどうぞ
子どものマネー教育!キッズ・マネー・ステーションのお小遣いの考え方
将来のイメージを描いてはじめてマネープランがスタートする
人の役にたてば仕事になるというのは世の中の真理だと思います。
自分の子供が本当に好きなこと・得意なことを生かして働けるとしたら、親も嬉しいですよね。
それがちゃんと収入や幸せに結びつくように応援したくなるでしょう。
全力でバックアップしたいし、そのために限られた資源であるお金を有効活用したいです。
だったら子供にライフプランを作らせてみるのはどうでしょうか。
そんなに堅苦しいものじゃなく「自分がかっこいい大人になってる姿を絵にかいてみない?お母さん見てみたいな~」とかそんなレベルでいいと思います。
3年生くらいになれば、言葉で書くこともできるでしょうし、中学受験するご家庭では受験にも関わることですよね。
これから夏休みに入りますし、親子で一緒に自由研究として作ってみるのも楽しそうです。
何か使えそうな資料がないかな~と思って探してみました。
【おまけ】自由研究におススメのライフプランとお金の勉強方法
その1:【小学生『夢をかなえる』作文コンクール】のライフプランシート→https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/index/
日本FP(ファイナンシャル・プランナー)協会では、毎年夏休みに『夢をかなえる』作文コンクールの作品を募集しています。
課題図書を読み、作文をライフプランシートと共に提出して応募するようです。
そのライフプランシートが、シンプルですがよくできています。
いつごろ・どんなことをしていたいか・それにはどういうお金がかかりそうかを書くだけなので、低学年でもできますね。
他にもないかと色々調べてみたのですが、小学生向けのライフプラン見本は発見できず。。
ライフプランを子供の時から作る、という考え方はまだまだ浸透していないようです。
その2:小学校の職業調べ学習
小学校の職業調べ学習を夏休みの自由研究として行う方法もあると思うので、とてもよくまとめてあるページをご紹介しておきます。
↓こちらです。
小学生の家庭学習 将来なりたい職業について調べる [小学生]
その3:こども霞が関見学デーに行く
ぜーんぜん知らなかったんですけど、「こども霞が関見学デー」なるものが毎年大大的に開かれているようでして。
なんと26もの省庁等が参加してるんです!!
残念なのは、多くの予約イベントの申し込み締め切りが7月中旬だった、ってことです。早めのチェックが肝心ですね。
たとえば日本銀行の「こども霞が関見学デー」の一環として貨幣博物館のイベントも行われています。
たとえばこちら→日本銀行金融研究所貨幣博物館 夏休みこどもプログラムを開催します!
古いお金を実際に触ったりできるそうなので、低学年でも興味を持ってくれそうですよね。
やっぱり教育関係は文部科学省かな~と思ってページを探してみると
⇒http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/kengaku/index.htm
ありましたありました!必要な情報が探しにくいけど。
見てください!→平成30年こども見学デー文部科学省全プログラム一覧
これ、13ページにわたってびっしり細かーい字で大量の無料見学体験のオンパレードです。
茶道に生け花に、Dr.ナダレンジャーの防災解説に(土石流のことなどを模型で子供にもわかりやすく教えてくれるのでおススメ)、さかなクンもくるし大臣室で記念撮影もOK(文部科学大臣の名前が出てこないーごめんなさい)。
予約不要イベントや当日整理券配布のものも沢山あるので、行ってみる価値ありだと思います!
中には「[土曜学習応援団]ワクワクゆめ教室~夢探検マップで夢発見!」と題してライフプラン作成の体験も。
【将来の夢は何だろう?「夢探検マップ」を使って自分の夢を探検してみよう!気が付いていない本当にやりたいことが発見できるかも?自分で書いた夢探検マップはお土産にどうぞ。】
というものもあるので、ライフプランを考える第一歩としてすごくいい体験だと思います。
また、同じ日程で文部科学省近くの会計検査院では「無駄遣いが減るかも?!工作コーナー」が設けられています。
「だめだゾウ貯金箱、扇子、ぬりえおこづかい帳」の中から好きなものを選んで工作することができます。
低学年や未就学児の兄弟も楽しめる内容なので、一緒におでかけしてもいいですよね。
まとめ
将来の仕事の自由研究!キッズ・マネー・ステーションのキャリア教育として、自分の将来やお金について小学生親子がどう学べばいいか考えてみました。
普段から「お金とライフプラン」のようなテーマを意識すると、関係することがアンテナに引っかかるようになりますね。
我が家の子育てのテーマのひとつに「お金に困らない大人になって幸せな人生を」が加わりました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。