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メール1通の作成に30分以上の時間がかかってしまい、1日にわずか5~6通のビジネスメールしか書けずに一日の仕事が終わっていた私。
その状況を克服してビジネスメールをスラスラ書けるようになるためには、必要な知識をインプットしなくてはなりません。
そこで、ビジネス文書検定を受験することにしました!
時間がない社会人のあなたにこそ、必ず勉強時間を生み出せる方法と私の勉強法を役立てていただけるはずです。
えーい受験しちゃえ!ビジネス文書検定。
とにかくメールをスラスラ書ける人になりたい、という切実な思いを抱えていたわたし。
本屋のビジネス書の棚に行き、メールに関する本をめくってみましたが、メールを書く際のテクニック的な本ばかり。
私は、メールのお手本を何通も暗記するくらい読んだり書いたりして、自分の脳にしみこませなくてはいけないのに!!
と思いつつ、ケータイで「ビジネス メール」「仕事 メール」「ビジネス 文書」などと検索してみると、
というものがあるではないですか。
これだ!と思ってすぐに棚を移動してテキストを探してみると、ありましたありました。ビジネス文書検定のテキストが。
色々なシチュエーションに合った文例が紹介されていて、状況による言葉遣いの違いやら、季節の言葉などが詰め込まれています。
とりあえずスマホで受験した人の感想や、実際の仕事に生かせそうかなど調べてみると、メールや手紙を書く際に迷わなくなった、スラスラ書けるようになったという感想がたくさんありました。
よし、受験しよう!とすぐに決めたのですが、3級は明らかにやさしく、2級と1級にはそれほど差がない感じがします。
しばらく悩んだ私は、思い切って3級のテキストと2級&1級のテキストを両方買いました。
そして、家に帰ると1級の受験申し込みをしました。受験日の約3か月前のことでした。
こうしてしまったら、とにかく3か月後に1級に合格できるよう勉強するしかありません。
テキスト代と受験料を無駄にしたくないですからね。
こういった資格試験受験の申し込みは、ある一定期間で知識を身に着けたい時には非常に有効です。
あなたも、詳しくなりたい分野の資格試験、申し込んじゃって勉強始めませんか?
ブレない目標で臨むべし。いきなり1級受験、その心は
いきなり1級!?と思われるかもしれませんが、それにはちゃんと理由がありました。
最初に頭に浮かんだのは、最短の時間で、最小のコストで必要な知識を身に着けたい、ということでした。
テキストを見てみると、1級に合格しないと、仕事のどんな場面でもスラスラとメールや手紙が書ける、というふうにはなれない感じだったからです。
私の目標はビジネスメールをスラスラ書くことなので、遠すぎる目標に見えても、そこを目指さなくてはいけないと自分に言い聞かせました。
そして、1か月で3級のテキストを仕上げ、残る2か月で1・2級のテキストを仕上げる、というざっくりした計画をたてて勉強を始めました。
時間がない人にもできる、勉強時間を生み出す方法
いざ勉強を始めてみると、色々問題が出てきました。
効果的な学習法は思いつかないので、テキストにある問題を全て3回やると決めて、ノートに問題を解いていくことにしました。
問題を解き始めて最初に感じたこと。
机に座ってテキストの問題をノートに解く、ってこんなに大変だったかな。。
かつては大学受験を経験したにもかかわらず、あまりにも「勉強する」ことから離れた時間が長すぎて、体が勉強する姿勢を長時間とっていられないし、気持ちを集中させることができないのです。
「子供には毎日学習する習慣をつけるべし」と世の中で叫ばれている理由を、身をもって経験しました。
次に感じたのは、机に座ってノートを広げて勉強する時間を確保するのがとても難しいということ。
お忘れかもしれませんが、私は2人の子供がいるワーママです。
仕事に家事に毎日忙しく、家では食事の時間以外何時間もゆっくり座れるのは週末ぐらいのものです。
まとまった勉強時間がとれないことは予想していましたが、それにしても座って勉強することのハードルの高さは予想以上でした。
当時コーチングを受けていたわたしは、ある日コーチに相談したところ「私はよくスピーチを録音して聴いてるよ」と言われ、驚きました。
確かに、耳で聴けばいいのです!
特に、今回のように知識を蓄えることが必要な試験なら、文面を暗記するほど聴けばよいのです。
録音するのはいいとして、いつ聴こう?通勤、それからご飯の支度の時間だ!
というわけで、音声を録音するアプリをスマホに入れ、ワイヤレスのイヤホンを買って家事をしながら聴ける体制を作りました。
自分の声を聴くのはあまり好きではなかったのですが、そんな贅沢は言っていられません。
聴きながら、英語のシャドーイングの要領でブツブツと文例を呟き、より定着するよう心掛けました。
受験に失敗したら、テキスト代と受験料約1万円が無駄になってしまいます。そして、自分がそこに投じた時間も無駄になります。
こうして、朝早起きして録音し、録音を聞いてブツブツ言いながら出勤。
この耳学習で知識を蓄えて、
早めの出勤で浮いた10分か15分間休憩室で問題を1問か2問解き、
ランチタイムに答え合わせと復習で30分勉強。
毎日トータルで1時間程度の学習時間を何とか確保できるようがんばりました。
こういう細切れの勉強スタイルが、私には合っていたみたいです。
勉強法への思い込みを外して一歩踏み出すことが合格への道
自分の予想に反して、まったく順調とはいえないスタートを切ったビジネス文書検定の受験勉強。
私にとって最初に必要だったことは、自分に必要な知識を身に着けるための勉強方法の発見と、その勉強を可能にする環境や生活スタイルを作ることでした。
特に、書くのではなく聞いて勉強する、というのは、私にとって「勉強は机に座ってするもの」という思い込みを外す、新しい発見でした。
今までの自分の生活を変えて勉強時間を生み出すことは、習慣を変えなくてはいけないので、人によっては大きな苦痛を伴うと思います。
私にとっても、慣れるまでは非常に苦しい生活に感じられました。が、人間は不思議ですね。
一度それが習慣になってしまうと、いつものことをいつもの通りやるだけになります。聴いて勉強をすることが当たり前のことになっていったのです。
こうやって勉強して、ビジネス文書検定1級、実は合格したんですよ♪
こちらに詳しく書きましたので、よかったら読んでみてください→仕事しながらビジネス文書検定1級に3か月で合格できる勉強法
それから、簿記3級にもチャレンジしました!こちらもどうぞ→仕事しながら3か月で簿記3級に合格できた勉強法とおすすめ教材
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。