健康資産から考える人生計画の立て方:COPDと喘息持ちの叔母の話

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「健康資産」という言葉をご存知でしょうか。

お金や人脈、スキル、時間といったものを資産と考えるのが一般的ですが、健康もまた大切な資産の一つです。

毎年11月中旬の水曜日は世界COPDデー。今年は11月21日でしたね。

最近「タバコ病」と言われるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と喘息を患っている叔母を見舞ったばかりなんです。

それをきっかけに「健康資産」という視点から人生計画を考えてみました。

先月末のある日、叔母の施設から電話がありました。

 

 

昨日から特に呼吸が苦しそうなので、明日受診を考えています。

付き添っていただけますか?という連絡でした。

もちろんです、と翌日付き添うことにしました。

 

おばの呼吸が苦しい理由は、若いころからのタバコ

70代のころから、歩くだけでゼイゼイと痰がからみ、すぐ息が上がってしまう人でした。

若いころからずっとタバコを吸っていたようで、歳を取ってからも部屋の中が煙で真っ白になるくらい

「ふかすだけよ」(立派な受動喫煙!)と言いながら煙草を吸い続けていました。

完全に禁煙したのは昨年の2月からなので、約65年ぐらい喫煙していたことになります。

長い!

最近は、車椅子から椅子に移ったり食事をするだけでも息苦しくなってしまうことが度々あったのだそうです。

電話をもらった日は、前日の夜中からかなり苦しそうだったということで受診の相談になったのでした。

付き添って病院に行くと、サチュレーション(動脈血酸素飽和度:血中の酸素と結合したヘモグロビンの量で、パーセントで示す。指先を挟んでつける機械で測る。96~99%が標準。)には異常なし。

レントゲンとCTを撮ることになりました。

CTを見た先生がすかさず一言。

「ああ、これは。肺気腫ですね。黒いとこは細胞が死んじゃってるんです。まあ、息苦しいのは治らないね。喘息もあるんじゃなおさらね。」

!!そうなんだ・・・けっこうショック。

肺気腫という病気は、本来の肺構造が破壊されて空気がたまってしまい(気腫)、うまく息を吐けなくなってしまう病気です。

「タバコ病」と言われるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の一種なんだそうです。

COPDは、気管支や肺胞などの肺組織に障害が起こり呼吸機能が徐々に低下する病気です。

高齢者に多くみられ、患者数は世界的に増加しています。

平成26年のデータでは、日本で26万1,000人が病院でCOPDと診断されています。

この数、実は日本男性の胃がん・肺がん・大腸がんの患者数の合計とほぼ同じ人数なんですよ~

と、いうことは?

私たちのイメージよりもずっとよくある病気だ、ということです。それなのに認知度が低い。

だからこそ、世界COPDデーと銘打って毎年11月中旬の水曜日に啓蒙イベントが行われているんですね。

治療としては残された肺組織をうまく利用するしかなく、内服薬や吸入薬、酸素吸入などを中心とした治療を行います。

だから先生は「治らないね」とおっしゃったんです。

つまり、ずっと息が苦しいまま生きていくしかないんです。

これはね。

私は喘息の経験があるのでわかりますけど、かなり辛いことですよ。

そういう辛い生活を送らなくていいように、健康を「資産」としてきちんと管理したいですよね。

 

 

健康は「資産」です!

維持管理はきちんと

あら?健康って資産だったの?

そう思われる方もいると思います。

もちろんです~

健康は大切な大切な資産です。

お金や人脈と同様、人それぞれ持って生まれた健康資産は違います。

ですが、その人の努力次第で健康の維持・増進はできますよね。

お金を増やしたければ勉強して正しい方法で投資する必要があるのと同じで

健康を維持したければ、それ相応の努力や知識が必要ですし、時間も必要です。

それを計画的に正しい方法で管理しないとどうなるか?

健康資産が損なわれます。

一度なくなったらもう手に入らないかも

しかも、この資産はお金とは違い

一度失うと二度と手に入らないことも多々あります。

おばちゃんはもう二度と、以前のようにすっと立ち上がって自分の足でスタスタ歩くことは難しいでしょう。

座っているだけでも苦しいからです。

当然一人暮らしはできない状態なので、介護施設にお世話になっています。

施設に入るまでの間も、自分だけでは生活できず、私や介護スタッフなどいろんな人の手を借りお金を使い、何をするにも時間がかかっていました。

このように、健康だけが損なわれるわけではないのもこの資産の特徴です。

例えば保健が効かない治療や特殊な病気や長期入院の場合には、お金だけでなく時間・人脈など他の資産を大きく減らしてしまうこともありますよね。

他の資産への影響が大きいという意味では、資産としての価値は非常に高いのです。

健康資産が損なわれると、他の資産があっても人生を楽しめなくなる可能性大ですから。

 

 

人生計画の中に「健康資産」の項目が必要

健康資産の状態は、私たちのQOL(生活の質)に大きな影響を及ぼします。

ということは、私たちが人生を「幸せだ」と感じるかどうかを左右する、大切な要素だということです。

わくわくして生きていきたいと思えばなおさら、健康資産の維持・増進はきちんと目標にして持っておきたいですよね。

今使っている人生計画書のフォーマットの中には「健康」という項目がないんですが

これから講座を開くときには「健康資産」にも触れていけたらと思っています。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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