
目次
わたしが経済的自立を目指して行動するきっかけになったのは、夫に精神的にも依存してることに気づいたから。
まず精神的に自立しなくちゃ!っていう気づきからでした。
なぜ精神的自立が必要だ!と思ったか
1年前の私は、経済的に自立したいと思ってましたけど、その目標を人に話したりブログに書くことができませんでした。
あまりにも自信がなくて自己肯定感なさすぎて、
こんなこと口にしたり書いて失敗したらカッコ悪すぎて究極に自分嫌いになってもう立ち直れない、って思ってました。
明らかに精神的に自立できてないですよね。
だって「自分が稼ぎたい」って口にして初めて、ちゃんとそのために行動できるようになるわけで。
それができないってことは、稼げなくてもいいって思ってた、ということですね。
人生計画書で自分の価値を再発見=自信がつく
今も全然自信なんてないけど、とりあえず自分の目標書いちゃえ!って思える程度にはなれたというか
そう思う自分でいていいんだ、って思えるようになりました。
これは、仲間と一緒に人生計画書を作ったおかげなんです。
人生計画書の作り方を学んでいるときに、自分にはあたりまえにできてることが全然できない人に出会ったんです。
それにはすごく驚いてしまって。。
だって周囲の人たちはみんな、私にはできないことを簡単に楽しそうにやってる人たちばっかりだと思ってたので。
人はこんなにも違っていて自分の中にも他人にない価値があるんだ!っていうことがものすごく!新しい発見でした。
自分もちょっぴり自信もっていいのかも…?ってちょっとずつ思えるようになったんです。
そして考えました。
私はどうしてこんなに自信がないまま生きてきたんだろう?って。
夫の言葉に胸がざわついて、やっと気がついた
ある時夫の言葉で改めて気づいたんです。
「ヨッコは本心を言いたくても(遠慮して?)言えない人間だ」「相手に受け入れてもらえそうな要求しかしない人間だ」と夫が思っていた、ってこと。
結婚して15年以上、ずっとそんな風に思われてたの・・・?本当にショックでした。
気が付いたきっかけは家族旅行での夫の言葉です。
「イノダコーヒー」という京都の有名なコーヒー店を知った私は、家族旅行で清水寺の支店に行きたいと夫に伝えました。
その時は「わかった」と言った夫が、現地の友人の前で「本店に行きたいくせに、行きたいって言えないんだよね、ヨッコは。」と言ったんです。
夫の言葉を聞いて、胸のあたりがすごくざわざわムカムカしました。
本店に行きたいとは、実は全然思ってませんでした。イノダのコーヒーを飲めればよかったんです。
でも夫の言葉を聞いて、コーヒーを飲むこと自体がどうでもよくなっちゃいました。
結局そのお友達がぜひ本店にとすすめて下さったので本店に行ったんですが、心の底からは楽しめませんでしたね。
ずっと夫に精神的に依存してたから自信がなかった
どうしてこんな風になっちゃったんだろう~って考えてもその理由をちゃんと言葉にすることができなかったんです。
ずっと考え続けて、最近ようやく答えにたどり着きました。
私は「専業主婦でお金稼いでないから生きていくためにはお金を稼いでいる夫の言うことに従わなくちゃ。」って思い込んでたんだと思います。
たぶん自分の心に素直に何かを発想するのは最初からあきらめて、夫が決めた枠組みの中で自由にするのはOKっていう考え方になってたんです。
そういう生活をずっと続けていると、だんだん自分で考えなくなって、どんどん夫に依存して、ますます自分に自信がなくなっていきます。
お金稼いでない、自分で決めて行動してないってもうこれは自立から確実に遠ざかってる(笑)
でもそういう行動を変えなかった、ってことはそれでいいと思ってた、夫に依存していることが心地よかった、ってことだと思います。
だからずっと自信がない自分でいるしかなかったんです。
変えようと決めたら、半年ですんごく変われたから
自立したいと思ってとりあえず行動してみた
自分の人生変えたい!変えよう!!と思ったら、とりあえず何でもいいから思いつくことをやるのがおすすめです。
自分に自信がないから、いつも迷ってる。
迷ってるから、不安になる。
不安なまま行動するから楽しめない。
楽しくないから、疲れる。
こうやってどんどん生きていくこと=疲れることになってました。
疲れるからもっと夫に依存する、相手も疲れる、ってほんといいことが何もない負のループです。
でも、夫の言葉でその状況にようやく気が付いて、気づいたことで嫌で嫌でたまらなくなって。
何とか自分を変えたい!経済的に自立して自信をとりもどしたい!って切実に思うようになりました。
こうして遅すぎる精神的自立の一歩を踏み出したんです。
私のスタートは、とにかくお金を稼ぐこと。
私の場合、依存のキーポイントは「お金」です。
本当の意味で精神的に自立するためには、私の場合は「経済的に夫に頼らなくても生きていける」ってことが大切なんですね。
専業主婦からそこまでたどり着けるものなんだろうか?って悩みました。
でもとにかく1円でも稼がないと目標に近づけないのでヤフオクやメルカリで不用品を売りました。
そして預かり保育のある幼稚園に子どもを入園させ、とにかく働き始めました。
最初は仕事に行くだけでもすごく消耗してたんですが、自分なりに勉強してそれなりに仕事がこなせるようになったんです。
17年のブランクはなかなか手ごわかったですけど、ごく一般的なスキルを身に着けるには努力すれば何とかなるものですね。
最初の段階をクリアした気分になったわたしは、今までやったことがないことを思い切ってやってみよう~と思えるようになりました。
自己投資です。自分の学びに投資してみました。思い切って数十万円!清水の舞台から飛び降りました(笑)
お金に関する本を読んだり、マネーセミナーに参加してみたり。そして、人生計画書と出会ったんです。
人生計画書を作ったことが転機に
人生計画書の作り方を一緒に学んだ仲間たちからも先生からも
「ヨッコさんほんとに変わったよね~。明るくなったよね。元気になったよね。」って言われます。
人生計画書って、自分が人生で本当に成し遂げたいことは何かを見つけるために作ります。
しんどい思いをして徹底的に自分と向き合うことで見つかるんですよね。
それまでは気づかなかったものに。自分の中にあったのに光が当たってなかったものに。
それに気が付くと変われます。
人間は心の底から「こうなりたい」っていうものがあると変われるんだな、ってことは自分の経験から言ってまちがいないです。
持ってる能力がどうとか、経験がどうとかじゃなく、変わるための行動さえできれば大丈夫。
必要なことは「自分がどうなりたいか」をちゃんと見つけることだけです。
しんどいこと面倒なことはいや~という方は今のままが幸せだと思います。
今のままが嫌なら「こうなりたい」っていう自分自身の目標を見つけましょう。どんな目標でもいいんです。
面倒でも大変でも、自分がどうなったら本当に幸せなのか自分で考えないとだめですよ。
他人の助けを借りるのはいいけど、考えて決めるのは自分じゃないと。
依存する相手を夫から別の人に変えるんじゃ意味がないですからね。
今まで考えたことがないと最初は大変かもしれないけど、そのうち考えることも生活の一部になります。
だから、私自身が体験して「これはいい!」と思った人生計画書をブログとか実際の講座を通じてお伝えしてきました。
なりたい自分になるために必要なこと
必要なことはふたつだけ
なりたい自分になるために必要なことは「どうなりたいか決める」「なれる方法を見つけて実行する」このふたつしかないと思います。
今の自分と目指す状況の間のギャップをどうやって埋めていくかが問題で、そこをはっきりさせるのが計画というわけ。
私は目標を決めることまではできても、それをきちんと計画に落とし込むのが苦手です。
しかもPDCAをまわそうと言われても全然うまく回せない(笑)
去年は「PDCAがまわせない」「手帳を活用できない」って毎月毎月の反省事項に書き残してました。
途中でその反省事項を書かなくなった時が諦める時だと思ったので、とりあえず書くだけ書き続けようと割り切って書き続けました。
要するに計画の立案とその実行をあきらめたくなかったんですね。
ちょっとできそうにないと思ってもやりたかったらその気持ちには素直に向き合うのがポイントじゃないでしょうか。
私の場合、1年以上反省を書き続けたあと偶然‟PDCA回すのが得意です”っていう先生をストアカで見つけました。
来週はその先生からPDCAの回し方(エクセルで管理する方法)を教わります。
1年半ぐらいしつこく「できなかった」と思い続けたらこんなことが起きました。
なりたい自分になるために
大事なのは目指す状況に少しでも近づくことです。
私の場合は方法を学ぶところからになっちゃってますけど(笑)そこは目的じゃないので。
計画なんてどうとでもなるわいー!!!という方針の人はどんどんガンガン進めばいいと思います。
私の場合は主婦と母親と社会人を同時進行するために計画が欠かせないだけで、もっと身軽なら私もがむしゃらに突き進んだかもしれないから。
実はパートで働き始めたら心の中の仕事のシェアが大きくなりすぎて子供の心のケアが不十分だったから次女が不登校になったのかもとすごく反省してます。
だからこれからは家族も自分も満足できるようバランスを考えた計画を立てて、精神的にも経済的にも自立したいです。
他の人がうまくいってるやり方を研究するのは楽しいし好きだけど、自分の人生には自分にしかわからない部分があると思います。
自分なりのバランスのとり方や目的とのギャップの埋め方のコツをつかめたら、生きることがもっとラクで楽しくなるかもしれないですよね。
よかったら他の記事も読んでみてくださいね。何か参考にしていただければ嬉しいです。
⇩次女の不登校について
⇩17年間の専業主婦からパートとして働き始めた話
⇩こちらは人生計画書の講座を開いたときの記録です。