笠井 裕予 北端 康良 「お金に強い女になる」を読んでみた

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目次

前回、出版記念セミナーの様子をご紹介した本、貯金0でも「お金に強い女」になるを読んでみて、まずは自分の中にあるお金に関する思い込みに気付くことができました。

どうすれば、今お金はちゃんとあるしこれからもお金の心配はいらない、だから自分のやりたいことをどんどんやってワクワクして過ごそう!と思えるのか。

あなたも、その方法を知りたくありませんか?

私の気づきと共に、笠井 裕予さん、北端 康良さんが教えてくれる方法をご紹介します。

最初の気づきは、前書きから

貯金0でも「お金に強い女」になれる本を開いて「はじめに」を読みながら気づいたことがあります。

笠井さんが書かれているのですが、この本が、例えばどういう人のための本かというと

  • 貯金がないと不安を感じながらも、なんとなくお金を使っている人
  • 年収が高いにもかかわらず、貯金ができない
  • 将来が不安だけれど、好きなことはやりたいから美味しいものを食べに行ったり、ファッションを楽しんだり、友だちとの旅行にお金を使ってしまう人
  • 不安を消すために、やみくもに資格を取りに行ったり、「何となくいいことありそうだし、もしかしたら稼げるかも!」と期待してセミナーや講座に参加する人

のための本なんですね。

これ、全部わたしだ!!うわー、恥ずかしい、自分が情けない。。と思ったとき、はっと気が付きました。

この気持ちも「自分がお金と上手に付き合えないのは恥ずかしい、そんな自分は情けない」という思い込みが生み出す感情だなぁ、と。

「私たちはお金について、きちんと勉強をしたことがありません。

だったら、お金について何も知識がないのは仕方がないこと。」と書いてあるのを読んで、

確かにその通りだ、勉強すればいいんだ!とちょっと気持ちを落ち着けることができました。

自分のお金のビリーフを知る

お金のビリーフとは、自分の中にある「お金に関する思い込み」のことです。

お金のビリーフには、その人の最初のお金の体験が強く影響しているのだそう。

本の中では、すべてのお金のビリーフは4タイプに分類できるとされています。

  • Aタイプ:お金はある×お金はもらえる
  • Bタイプ:お金はない×お金はもらえる
  • Cタイプ:お金はある×お金はもらえない
  • Dタイプ:お金はない×お金はもらえない

これは、家庭の経済状況で考えるのではなくて、あくまで自分が「お金がある」「お金はもらえる」と思っていたかどうか、で考えます。

Aタイプのビリーフが、最も「お金に強い」人のビリーフです。

私は、間違いなく「Cタイプ:お金はある×お金はもらえない」というビリーフを持っています。

いくつか事例が思い浮かびますが、ひとつご紹介しますね。

実家には少し広めの庭があるので、夏の暑い日でもよく草むしりをさせられました。

汗だくになって何時間も草をむしって、友達の遊びの誘いがあっても行ってはだめだと言われ、必死に頑張らないとできない作業。

夏の間に何度もさせられるので、そのたびにアイスをねだったものですが、ほぼ毎回ダメだと言われます。

アイスぐらい冷蔵庫にいつでもあるでしょ、と思われるかもしれませんが、我が家ではアメ、ガム、チョコ、炭酸飲料、清涼飲料水、スナック菓子は絶対ダメ、アイスクリームも当然買い置きなんてありませんでした。

アイスは、私にとってたまーにしか食べられないごちそうだったんです。

一年に1回か2回だけ、アイスを食べさせてもらえました。

でも自分の好きなアイスを選ぶことはできず、食べられるのはいつも同じバニラアイスだけ。

草むしりをした庭のためには、毎年何万円もかけて剪定や雪囲いをするのに、どうして家族で数百円のアイスがだめなのか?

しかもたまにしか食べられないのにどうして好きなものを選べないのか?

全く理解できませんでした。

もともとは庭いじりが大好きな祖父のために造られた庭で、亡くなったあとも維持するしかなく、父には今もかなり負担なようです。

それもあって節約に必死だったのかもしれません。

母は添加物に気を遣う人でした。私には、添加物だらけの食品を食べてほしくなかったのでしょう。

しかし、子供の私は親の説明に納得できませんでしたし、代わりの美味しいものをあてがわれたこともありません。

親の気持ちなどまったくわかりませんでした。

こうして、「欲しいものは、どんなにがんばっても安いものでも親の許可がないと買ってもらえない」という体験が私の中に強く刻まれました。

自分のお金のビリーフが、変わってきた!?

あなたのビリーフは、どのタイプだったでしょうか。

ビリーフを知ることは、「あなたのお金のもらい方のクセ」を知ることです。

どれが正しいとか、間違っているとかは、ないんですよ。

例えばCタイプの人が大人になると

-努力しているのに、なぜか欲しいものが手に入らない。チャンスに恵まれない。手に入れはしたが、「これが欲しかったんだろうか?」と迷うことがあり満足感がない。もらえる人が羨ましい。

と感じて生きていることが多いとか。

私の場合には、「欲しいものは、どんなにがんばっても安いものでも親の許可がないと買ってもらえない」わけですから、それは裏返すと「頑張らなくても高くても、親の許可がもらえれば、何でも買ってもらえる」ということになります。

そうすると、親が買ってくれそうなものはどれか、親が許してくれることは何か、ということが自分の考え方や行動の基準になります。

自分が本当にやりたいことや欲しい物を伝えて親に拒否されるよりも、最初から親がうんと言ってくれそうなことのほうを探すようになってしまい、いつの間にかその考え方がふかーくふかく自分の中に浸透していたんです。。

そうすると、自分が欲しいと思って買ったものも、実は無意識に「親に買っていいと許可してもらえそうなもの」の中から選んでしまっているわけです。

それだけが原因ではないかもしれませんが、私は買い物に時間がかかる人でした。

そして時間をかけて選んだものなのに、しばらくすると「なんか違う」と思ってしまう、ということが何年か前までずっと続いていました。

恐らくわたしは、親に許してもらえるものは何か、という基準であらゆることを考えてきてしまい、自分自身の基準がわからなくなってしまったんです。

どんなお金のビリーフも、変えることができる!

本の中で、ABCDどのタイプのビリーフを持っていた人でも成功できる、という例がそれぞれ紹介されています。

彼女たちに共通しているのは、

 1. 自分のやりたい仕事をする

 2. お金をもらえる仕事をする

 3. 自分には価値があると思っている

という3点なのだそうです。

本の90ページからの4ページに、自分のお金のビリーフを見つめ、自分がどうなりたいのかを改めて考えるためのワークがあります。

私はこの3つを自分なりに実現できるようにしたい、絶対そうしたいと思っています。

今日のブログを読んで、自分のお金のもらい方のクセに気づいて頂けたとしたら、とても嬉しいです!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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