
目次
前回は、笠井 裕予 北端 康良 「お金に強い女になる」を読んで、
自分のお金に対するビリーフ(思い込み)を見つけることができました。
まずはこのビリーフをいい方向に変化させたい!そしてお金がない女を卒業したい!
そのためのワークの感想と、目標とするビリーフがどんな内容になったかをお伝えします。
ちなみに前回の記事はこちら→笠井 裕予 北端 康良 「お金に強い女になる」を読んでみた
前回から引き続きオススメの本はこちらです。
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お金のビリーフについてのワーク
ワークは全部で4ページあります。
前半は子供のころのお金のビリーフを知り、自分が感じていたこと・決めたこと(決意・信念)を確認するワーク。
後半は、今のお金のビリーフを知り、自分が感じていること・決めたこと(決意・信念)を確認するワークです。
最後に、お金のビリーフが変化しているか、
また、今のビリーフで「これから幸せになれる・自分の望む人生を送れる」と思うのか、
思っていないとしたら、本当はどんな決意や信念をもてばそれを実現できるのか、確認する質問があります。
このワークの前半は、前回の笠井 裕予 北端 康良 「お金に強い女になる」を読んでみた でも書いたとおり
すぐにできたのですが、後半のワークには非常に時間がかかりました。
私は「どうしたらこれからの人生で自分が幸せになれるのか」を真剣に自分に問うたことがない、と気が付いたからです。
お金について考えることは、人生について考えること
自分自身の「幸せ」について真剣に考えてこなかったという気づき。
それは、私にとって思わず涙がこぼれてしまうくらいの衝撃でした。
決して、その時その時を楽しんでこなかったわけではないのです。
その時自分がやりたいと思ったことをやらなかったのでもありません。
でも、自分自身が考える「幸せ」を信じることができない自分て、悲しくないですか?
自分の可能性を信じることができない人間として生きてきた、ってことですよね。
今考えると例えば学生の間は、何か決断する時に「これは親に否定されるかもしれない」と思うと親に対してそれを主張できませんでした。
また、仕事を始めてからも「仕事に影響するかもしれない」「こんなことをしていると知ったら職場の同僚にどう思われるかな」などと考えて、色々なことをやらないまま生きてきてしまったな~と思ったんですよね。
高校生までのわたし(子供時代のビリーフ)
私は小さい頃から、洋服や小物を作るのが好きでした。
高校の家庭科では与えられた課題のワンピースがダサすぎて我慢できず、
先生に掛け合ってなんと自分だけシャツカラーでパフスリーブという授業で作るのとは全く違う形のものを作らせてもらいました。
卒業したのは女子高で、クラス対抗のウェディングドレスコンテストもありました。
偶然にも自分のデザインが採用され、型紙も縫製も自分でやって、コンテストでは入賞しなかったものの、先生から「あなたの作品は面白いから、学校で保管させてほしい」と言われてとても嬉しかったのを覚えています。
そんなことがあり、先生からは「あなたは普通の大学に進学希望を出しているけど、絶対服飾関係に進んだ方がいいわよ。」と言ってもらったこともあったのです。
ですが、そんなすてきな言葉をもらっても、私はじっと黙っていることしかできませんでした。
親に自分の希望を話してみても、そんなところに勉強しに行く位なら、地元の大学にいけ、の一言で終わってしまいました。
私はその時「絶対に服飾関係の学校に行く!」と主張し続けることができませんでした。
わたしの子供のころのビリーフは「自分の欲しいものは、頑張っても安いものでも親の許可がなければ買ってもらえない」でしたが、「自分が欲しいものでなくても高くても、親が許可すればなんでも買ってもらえる」のです。
私が決意したことは「親が喜んでお金を出してくれる方法で、できるだけ早く、遠く親元を離れる」ことでした。
大学進学は、親にとっても自分にとっても、成功といってよい結果が出たと思います。
ただ、これが成功してしまったがために、大学生の間の私はずっと親に経済的に依存しっぱなしでした。
結局は親のお金のビリーフから抜け出せないまま、場所だけ違うところで生活しただけだったんです。
今のわたし(アラフィフワーママのビリーフ)
今の私は、「お金はある×お金はもらえる」と「お金はある×お金はもらえない」の中間地点にいるような気がします。
布の小物や洋服を作るのが好きだったため、これまでもそういうものを頼まれて作ってきました。
実は、もう10数年前になりますが、オーダーの洋服を下請けで作っていた経験もあります。
下っ端でしたからごくシンプルなブラウスとタイトスカート程度でしたが、お店の指示通り縫って納めていました。
お仕立て代が安いうえ、お客様に喜んでもらえてよかった、と感じた経験もありませんでした。
また、自分の技術が未熟だったこともあり、友人に頼まれた洋服も反応がよくなかったりして、相手が求めるものを提供できない自分に情けなさも感じていました。
当時は、洋服を作る仕事をするには自分には技術がないし、お金にならないな。と思っていました。
それが最近、ごくシンプルな自作のピアスをつけていたところ、とても気に入ってくれた友人がいて「私にも作って」というので作ったところ、買ってくれたんですね。
さらに、愛おしくて幸せをくれる存在、私のハンドメイドの小物たちでも書いたように、彼女の自宅のカーテンの余りぎれで、ポーチやクッションカバー、シューズポーチを作らせてくれました。
これをとても気に入って購入してくれたことが、本当に本当に嬉しかったのです。
自分ができることの中に、こんなに人に喜んでもらえることがある!という気づきがありました。
そして自分が提供した価値に対して、自分でも納得できる金額のお金を払ってくれる人がいた、ということにも気が付くことができました。
私に提供できることの中に、世の中の人に必要とされているものがあるのかもしれない、と思い始めたところです。
これからのビリーフ:自分が幸せに生きていくためには、何をすればいい?
自分が生きていく上での喜びとは、何か。
本当に自分が心から幸せだと感じるには、何をすればいいのでしょうか。
すぐには、答えが出ない問題のようにも思えます。
この1週間ほど、ずっと考え続けてきましたが、自分が幸せになることってどんなことかな?と考えてもとても小さなことしか思いつきませんでした。。
- 毎日自分が幸せな気持ちになれることを探して、小さなことでも実行する
- 週末には家族と一緒に楽しめることをする
- 月末には自分が今月できたことを振り返り、翌月の目標を確認する
- 年末には、10年後の自分がどうなっていたいかを考え、今何をするべきか考える
- 行ったことのない場所へ旅行に行き、あちこちで、たくさんの布を見る。
- 困っている人、助けを必要としている人を助ける
- お金について、子供たちに正しい知識を教えられる人になる
こういうことをちゃんと積み重ねていって、10年たった時に目標を達成できたら
「うん、この10年、私はちゃんとがんばってきた」と思ってすごく満足できそうな感じがします。
今は、「日々どんなことができたら幸せか」をようやくつかみ始めたところなんです。
私は、何でもコツコツやるのが好きです。
それと、自分がやったことのない、新しいことを体験するのが好きです。
こつこつ新しいことを学んで世の中の人に喜んでもらえる仕組みを作り、それを収入に結び付ける。それが当面の私の目標ですね。
今まで自分の中に溜まっていたものを、今日はちょっと吐き出せた感じがします。嬉しいです。
この本についてはまだ語りつくせていないので、よかったらこちら→お金も幸せも両方手に入れたい人のための、お金に強くなれる本はこれ!もぜひ読んでみてくださいね。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。