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以前お伝えします!簡単にQOLをあげる3つのポイントでも少し触れましたが、私はグルテンフリー生活をしています。
糖質制限もしています。
そう言うと、大抵「ダイエット?」と聞かれますが、違います。
ダイエットじゃないグルテンフリー&糖質制限生活って・・・?と思われるかもしれませんね。
ストイックなようでいて実はユルユルなのかもしれないですが、本当に健康になれる食生活をどうやって始めたらいいのかをご紹介します。
グルテンフリー糖質制限生活 事始め
そもそも何でグルテンフリー生活を始めようと思ったかというと。
2年ほど前から、毎食後胃が重たーくなり、夕食後などは横にならずにはいられないほど。
お腹がすくから、普通にご飯を食べるんです。
食べている間は何の問題もないんですが、食べ終わってしばらくすると、必ず胃がもたれてきます。
もうこれは受診しよう!と胃の内視鏡検査までしたのに「胃の内部はきれいですし、どこも異常はないです」という結果。
それを当時受けていたコーチングの時にセッション前の雑談で話したところ、「それは食生活のせいだと思う。絶対グルテンフリーにチャレンジするべき」と強く勧められました。
他にも、月のものの量が多い日は、真夏でも体が冷えてしまい、毛布をかけてもガタガタ震えが止まらない位冷えがひどかったですし、とても疲れやすかったのです。
そういうことを話すほどに「グルテンを摂らないほうが冷えないし、糖質制限すると疲れにくくなるよ。私もやってるけど、ほんとにおススメだよ。」と言われ、以前大きな病気をした彼女が、今はとても健康的にピカピカしていることもあり、とりあえずやってみることにしました。
最初の一歩
アメ、チョコ、ガムや清涼飲料水を絶つのは簡単でしたが、加工品に入っている砂糖を完全に避けるのは大変です。
なので、一番糖類を摂ってしまいそうなお菓子類はざっくりと
- 小麦粉が原料のものは食べない
- カロリー制限はしない(ポテチとか、トウモロコシのスナックはOK)
- お砂糖が原材料名の後半になって出てくる場合は、使用料が少ないのでとりあえずOK
というマイルールを勝手に設定。
ごはんも、雑穀を混ぜて炊くようにしました。
お料理にも白砂糖を使わないように、とコーチに言われて、本みりんやはちみつ、メープルシロップで代用しました。
それから意外と糖分たっぷりなのが、市販のドレッシングやたれ類です。
原材料の最初のほうに「果糖ブドウ糖液等」「砂糖」って書いてあるもの、多いですよ。
そして、パンは最終的に食べないことを目指しつつも、最初は「胚芽入り」とか白い生地のパンを食べないことから始めました。
それと、大事なことがひとつ。記録を残すことです。
私はコーチにも見てもらう必要があったので、evernoteに専用のノートを作り、コーチと共有していました。
everbridgeというアプリをスマホに入れて、撮った画像を日付と時間つきでそのノートに送信できるよう設定しました。
これを時々見返して、反省していました。
食事の記録は、今も続けています。
グルテンと糖質は減らしつつ、もっと食べるべきはこの二つ!
実は最初の2週間、すべての食事の写真を撮り、材料と調理方法を記録して報告という、なかなかに辛い課題を課されて食生活のチェックを受けたんです。
その結果、私の食事にかなり不足しているものがある、と言われました。
生野菜(生のフルーツも含む)とタンパク質です。
コーチによれば、「生野菜に含まれる酵素を摂ることが大切なので、生のフルーツや野菜を食事の最初に摂り、次に加熱した野菜、最後にタンパク質とごはん」という順番も守るよう指示を受けました。
説明を受けた内容は、↓こちらのページに書いてあるのとほぼ同じことでした。
酵素が多い食べ物を食べるだけではNG!おすすめの食べ方をご紹介!
要するに、消化の負担が少ない食品から胃袋に収めていって、糖質を最後に摂ることで摂取量を少なめにする、という考え方かなーと思いました。
酵素のことは置いておいても、生の食品を食べる時は確実に咀嚼の回数が多くなりますから食事の満足感はアップするでしょう。
それに、全体として今よりもずっと野菜を食べる生活になることは間違いありません。これは絶対、健康になれそうです。
なので野菜はアドバイスを受けた食べ方でいいとして。問題はタンパク質です。
ちゃんと食べてたよね?と思って調べてみたら。。。違ったんですよ!
全然足りてませんでした。
その時調べたものとは違いますが、わかりやすくまとめてあるページがあったので、ご覧ください。
↓こちらに書いてあるタンパク質の摂取量の目安は、40代後半で1日50g。
50gのタンパク質を食品で摂るには、朝は卵と納豆、昼は焼き魚、夜はポークソテーぐらいの勢いでしっかり食べないといけません。
それまでの私は、1日に30~40gくらいの摂取量でした。
そこで問題は、なぜそんなにタンパク質を摂らなくてはいけないのか?という点です。
コーチに、指先のささくれができやすかったりするのも、タンパク質が不足していると皮膚のバリア機能が低下する人もいるからそのせいではないか、と言われてドキッとしたんです。
↓調べてみると、確かにコーチの言葉は間違っていないようでした。
タンパク質不足で肌荒れなどの症状が…美人になるタンパク質の摂り方
なので、わかりました、タンパク質しっかり摂ります!となったわけです。
まずは最初の環境を工夫するべし
こんな風に始まった、私のグルテンフリー&糖質制限。
家族は最初、急に食生活を変えると言い出した私をみて、続くのかな?と半信半疑の様子でした。
でも、小麦粉のパンをやめて米粉のパンを作るのは実験気分で面白かったし、麺類は基本的に小麦粉だからと自分だけご飯を食べることも多くなりましたが、やってみると意外に辛くはないんですよね。
自分がおいしいと思うものを食べながら同じテーブルを囲み、みんなハッピーで必要な栄養が摂れれば大丈夫なわけですから。
甘いものも、最初はチョコを食べてしまったり、せっかくの米粉のパンにジャムやピーナツバターを塗ってしまったりもしました。
そのたびに、やっぱり甘いものが欲しいなと思う時は黒糖をかじったりもOKかな、とか、ヨーグルトにはちみつやメープルシロップをかけたもの、甘酒、お砂糖コーティングでないドライフルーツを食べたりするように、行動を変えました。
パンもなかなかやめられず、evernoteを見てみたら、11月の半ばに開始して、12月までは回数はかなり減っていますが、パンを食べていました(^^;
ジャムはやめていて、チーズをのせて焼いたり、フムスやレバーペーストを塗っていましたね。
私がぐっとグルテンフリーに舵をきるきっかけになったのは、お正月です。
お正月はお餅を食べますよね。
子供たちも、パンを食べなくてもお餅があれば喜んでくれるので、そこでしばらく家で誰もパンを食べない期間ができたことが大きかったです。
年が明けてからは、記録にもパンの画像はありません。
しばらくパンを食べないでいたら、米粉のパンを作るのが面倒になって、いいや~ごはんで~ということになり、しかもなぜかご飯がおいしくなっちゃったんです。
なので、家族に協力してもらってパンを見る機会を少なくするとか、おやつも自分が食べるものを子供と一緒に食べるとか、そういう方法はとってもおすすめです。
よく「3週間続けられたら習慣になる」と言われますが、もう少しゆるやかに考えてもいいかな、と思います。
私の場合、最初の1か月はパンを食べたい、甘いものを食べたいという気持ちを満足させるための他の方法を探すのがやっとで、3か月続けてみてようやく自然な食生活として定着した感じがしました。
楽しくやる、これが一番。
グルテンフリーも糖質制限も、私には初めての試みで、とりあえず楽しくないと続かないよな、と思ってやっていました。
今まで買ったこともなかったナチュラルローソンの健康そうなおやつを買ってみたり。
3か月経って偶然子供の飲み残したオランジーナを飲んだとき、非常に美味しくないジュースに感じられてショックを受けたり(私、大好きだったんです)。
自分の行動の変化や、自分感じることの変化を一つ一つ実感できるって、面白いですよ。
食生活から自分を変えられるって、新しい発見です。
それができる自分て、すごくないですか?ちょっと自分を認めようという気持ちに、なれますよ。
よかったら、あなたもぜひやってみてください。
実は今回、未来型の先輩、けむりさんから「グルテンフリーと糖質制限のことをもっと知りたい!」リクエストをいただいたので、記事を書くことにしました。
けむりさんのブログ→根暗女けむりの、気ままな夜のおしごと
こちらでグルテンフリーと糖質制限の楽しい実践記録を書いておられます。
おからで作るスイーツの写真もあって、おいしそうです♪
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。